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中国で迎える春節 3
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小さなみかんの樹に吊るされたお年玉袋。
百貨店・ホテルロビー・レストラン等で飾られていました。
・・・商売繁盛祈願なのかな?^^; 




3週間も連日朝から晩まで中華料理
・・・と聞くと、多分皆さん辟易するかもしれませんね。^^;

確かに
日本でいわゆる“中華料理屋”と称しているお店の料理
た~っぷりの油を使ったあの料理を想像すると
私もそう思うかもしれません。

夫が来日した6年前
初めて横浜中華街を訪れた彼が驚いたものは
レストランのメニューの品数の少なさとその値段の高さでした。

他にも有り得ない程大きな肉まんや
中国でも数少ない観光名所でしか売っていないような
ペラッペラなチャイナ服や小物、中華雑貨などを見て

中華街・・・と称しているのに、中国ではほとんど見かけないものが売っている!(゚Д゚)
・・・とひたすら驚いていました。^~^;


日本にある中華料理屋さんでは
看板に上海料理・広東料理と称していても
結局揃えている料理は皆同じ・・・な、ように思います。^^;


日本人から見て“これぞ中華料理”と思うもの。
それを中心に揃えているのでしょう。

でも
中国のレストランで食べる中華料理、家庭料理には
数え切れないほどの食材と組み合わせ、そして調理法があります。



私が中国に長期出張していた当時
同じオフィスの日本人がランチに良く頼むメニューは
麻婆豆腐、もしくはチャーハン、またはトマトと卵の炒め・・・でした。^^;

彼曰く、他のものは全く食べる気がしないんだそう。^^;

夜は、割高な和食や焼肉なんか食べに行っていました。

彼は、少し極端な例ではありますが
他の日本人スタッフも、多かれ少なかれ彼のように
新しいメニューにはチャレンジしない傾向にありました。^^;

世界3大料理の一つである中国。
しかも場所は“食の都”と言われる広東地方。

なんとも、もったいないな~・・・と思った覚えがあります。

※ちなみに私は、犬・ウサギ・鹿などの肉系は全てクリア。
ヘビ・・・も見た目は×だけど、美容に良いのと味もまあまあ良いのでクリア。
唯一虫系だけはダメでした。^~^;あの見た目がね~TT


さて、話を元に戻します。

夫の実家の家庭料理は、野菜料理が中心に豆も多く使われ
肉肉しい料理や油が多い料理はそれほど多くありません。



例えば
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蚕豆と細切り肉の炒め

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大蒜の芽と細切り肉の炒め

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・・・なんて名前だったか忘れたけど
すっごく鮮烈な味わいがある野菜と細切り肉の炒め。
私の大好きな野菜・・・なのに忘れちゃった。^~^;オイオイ
※後ほど夫に名前を確認して、追記します。※ 

※追記:芦蒿(ルーハオ)と細切り肉の炒め※


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丸ごと地鶏のスープ
寒いからすぐ表面に油が浮いちゃうのね・・・^~^;



・・・ね、結構あっさりでしょ?^^
味付けも塩・醤油が中心、それに少々の味の素。

中国ではまだまだ味の素使い全盛です。
レストランなどでも、味の基本は味の素・・・な場所が多し。
私はお義母さんにお願いして、あまり使わないようにしてもらいました。

この他に
肉好き夫の為に肉料理が並びます。
それに勿論ご飯も。


もう8年も前の話になりますが
夫の実家に3ヶ月お世話になった事があります。

結婚を控えて、新居のリフォームをしている頃でした。

当時もこういった料理が中心の毎日。
日本ではあまり取れない野菜や豆を多くとっていたお陰で
食べ飽きる事はなく、しかもとっても体調良く過ごす事が出来ました。


・・・そう
たった一つの問題を除いては・・・--;


問題というのは、その摂取量。
当時、義両親と夫と私の4人で生活していた頃
通常少なくとも4種の料理(注:大皿)と1種のスープ、さらにご飯がついてきた。

これが昼夜、毎食だ。--;
(朝は比較的軽めにお粥や肉まん・小龍包なんかで済ますことが多かった)

お義母さんは、たくさん食べて欲しいから毎回食べきれない量を作る。
残ると次の食事に回るから、なるべく“食べろ、食べろ”と食べさせられる。
残ったとしても、次の食事でやはり同じくらいの料理を作る。

そんな訳で、毎食腹一杯の日々でした。^^;
まるで自分がフォアグラ目的のアヒルになった気分だった。TT

食事だけならまだしも、食間にもなにか食べさせられる。
豆やら、バナナやら、皿一杯の水餃子やら、ゴマ団子やら。

一度、夕食前にお義母さんに
何もする事ないんだったら、鶏でも齧っていなさい!(゚Д゚)
・・・と骨付き鶏を出された事があった。Σ(゚д゚;)

もうすぐ夕飯だから・・・と丁重にお断りしました。^~^;

確かに親戚が集まると、食事時を除いても
みなずっと何かしら食べているように思う。

豆やら果物やらお菓子やら。

それなのに
皆食事の時間が来ると、普通に食事をしている。
なんで入るの~?TT・・・って、常々不思議に思う。^^;

子供達と訪れた今回
私があまり間食しない、子供達にもさせないのを知って
義両親は随分控えていたようだ。^^;

それでも夫と私が外出すると、こっそりチョコやナッツなんかあげていたようだけど。^m^
これはどこのジジ・ババも共通だね~

帰ってきて夫が“(子供達に)何もあげなかった?”と聞くと
お義父さんは“何もあげてないぞ。(゚Д゚)”(中国語)・・・と言うけど
息子は“チョコもらったヽ(´▽`)/”(日本語)と言っていた。^^;
通訳の結果、言っちゃダメだろう~と、ジジにお咎めをくらう息子。^^;

まあ、無差別にあげる訳じゃないからいいんだけど。^^
短期間のお楽しみだね。^m^


・・・そんな風にして、色々苦心している訳だけど
それでも食事時には、お腹がすく事がない。

せっかくのお料理だから、美味しく食べたい。
でも美味しく食べるには、お腹をすかせたい。
でもすかないの~~T▽T

・・・なぜならば
私達がホテルから義両親の家へ行くのがお昼頃。

たいていお腹をすかせていくので、
皆お昼ごはんはすごい勢いで食べる。

この時のご飯は、ほんと~に美味しいんだけどね。^O^

問題は夕飯。

昼ごはんを終え、どこに行くわけでもなく家の中でテレビを見たりお昼寝したり
子供達と遊んでいると、あっという間に夕飯の時間になる。TT

本当はどこかへ出かければいいんだけど・・・
着いた当初は、雪の為そして寒さの為外に出られず・・・
後半は※息子の都合※で外出できなかった・・・
※息子の都合は後日ご報告します。^^※

仕方ないので、なんとか家の中でお腹をすかす工夫をする
・・・も、活動できる暖かい部屋は限られている。;;

子供達はたった8畳ほどのスペースでは満足できず
有り得ないほど寒いキッチンや、他の部屋に出入りする。
しかし、“寒いから戻りなさい!(゚Д゚)”とお義母さんに一喝されてしまう。^~^;

子供達だけでなく、私だってそうだ。
昼から夜まで、狭い部屋でず~っと義両親と顔を突き合せっぱなし。
そのストレスに加えて、お腹が一杯なのに食べなきゃならないストレスがプラス。

・・・嗚呼
・・・またも、拷問だわ。(゚ーÅ)ポロリ


お腹一杯食べられる事。
なんて幸せな事だと思います。
私がこんな事言ったら、罰が当たるのかもしれません。^~^;

でもね空腹に勝る調味料なし。
お腹がすいていれば、なんでも美味しく食べられますよね?
逆に、お腹がすいていないとどんなに美味しいものを食べても感動半減。

我が家の子供達、通常おやつらしいおやつは特に用意せず
たま~にあったとしても三時に一度。それも少なめ。
食事は子供達の食べる量を考慮して、最初に彼らの分を取り分けます。
メニューは野菜を中心に、肉・魚は少な目。
野菜も葉物・根菜、満遍なく使います。
彼らの好き嫌いなんて、全く聞く耳持ちません。
もし“これが嫌い”と言われたら、次回他の料理方法、味付けで食卓に出します。
すると不思議に食べちゃう事が多いです。^^
嫌い・・・と言われる事で、逆に“なんとしても食べさせてやる~”と闘争心がかきたてられます。^~^;

家では彼ら、毎回綺麗に食べます。
ご飯が足りないとおかわりもします。
息子のご飯の量は、はるかに私をしのぎます。^^;

勿論“食べられない”と言う時もあります。
でも“食後のフルーツがないよ”と言うと必死で食べます。^~^;

そんな彼らなのに、この中国滞在で
ビックリするくらい食が細くなった奴がいました。

息子です。^~^;

以前同じように帰郷した時も
息子に食事をさせるのは、毎回至難の業でした。

あっちが気になったり、こっちが気になったり
あれイヤ、これイヤ、食事は一向に進まず。
義両親がいると甘えるので、最後には息子を連れ、他の部屋で脅してスカして食事をさせる始末。^~^;

もう5歳になったし
家ではあんなにたくさん食べるし・・・と今回はタカをくくっていました。

初めて義両親の家で食事をした時は、まだ良かった。
なのに、一日一日段々と彼の食事の量は減っていった。

彼が好きそうな料理を目の前にしても
“食べたくない”の一言。

お義母さんの料理も、レストランの料理もダメ。
とにかく一口も口にしない。

見た目がダメなのか
味がダメなのか
それとも、私同様にお腹がすかないのか
はっきりとした理由は分かりませんでした。

帰る頃には小さ~いご飯茶碗にスープをかけて食べるだけ・・・
なんて食事をしていました。^^;

それを見て焦ったのはお義母さん。
なんとか食べさせようと息子の好みそうな料理を作るものの
全て拒否。^~^;

終いには
“○○(息子の名前)は、(食事は)全然ダメね!”(゚Д゚)・・・と言っていました。^~^;捨て台詞?

でも、日本ではちゃんと食べますよ~(´▽`)笑み
・・・と、私もやり返すのを忘れませんでしたョ。^^;オイオイ



息子が特に好んで食べたものは
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お義母さん手作り水餃子に

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息子リクエストの焼き餃子

水餃子が主流の中国で、おばあちゃんがわざわざ焼いてくれたのに
あまり美味しくない・・・とたいして食べない息子。
おばあちゃん、ガッカリ。^~^;



↑の水餃子は私も大好きな一品。
これを中国のお酢につけて食べます。
中国のお酢は、(何種類かありますが)故郷の地方では黒っぽく
酸味も香りも日本のものに比べたら強烈。
最初その鮮烈な味にビックリしましたが、慣れるとこれが病みつきに。^m^
食べ終わって残ったお酢には、少し水で薄めて飲み干します。^^

焼き餃子はね・・・
日本のような、皮はパリパリ・中ジューシーな餃子を想像しちゃだめね。^^;
こちらの皮は厚手なので、あまりパリパリになりません。

後写真を撮るのを忘れたけど、手作りのワンタンも絶品!
これは、息子もたくさん食べていました。^^


品数が多いのも、ビックリするけど
その一品の量の多さにもビックリ。^~^;

↑の餃子にしたって、いくら好きだからって
一度に大皿3~4つも茹でちゃうし。

肉料理だって、そんなに減るわけじゃないから
3~4日かけて食べる始末。



私が一番気になったのはこれ。
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茶葉蛋【ツァーイェーダン】



茹でた卵を殻に少しヒビを入れ、お茶の葉・醤油(・・・だったと思う)の液に漬け込んだもの。
香りがよくってとっても美味しいのだけど
作る時は20~30個ぐらいまとめて作る。

私が中国にいた当時も、一度自分で作った事がある。
あの時は、朝も・昼も・夜も食べたっけ。^~^;

液が残ってもまだ使えるから、また卵を茹でて漬け込んだりして。

夫がこの茶葉蛋を食べるときは、一度に5個は食べる。

卵一日に、5個ですよ?--;
食べ物がない時代ならともかく
飽食の今の世の中、考えられないでしょ?--;;

お義母さん曰く
卵は身体に良いものだから、いくつ食べても大丈夫!(゚Д゚)
・・・らしいですよ。^^;


そうそう、卵と言えば

この地方には“旺鶏蛋”【ワンジーダン】と言われる食べ物があります。
それは孵化しかけた卵の事です。
殻を開けると、うっすら毛に覆われたひな鳥がお目見えします。

初めてこの食べ物を見たときは、ビックリした!
だって、目も嘴も足もあるしさ。^^;
食べるときは、羽やらかたい部分やらを吐き出しながら食べます。

夫はこの旺鶏蛋が大好き。
昔は最高18個食べた!
今でも一度に10個食べられる!!と豪語しております。

中国に滞在していた頃、旺鶏蛋を食べる夫に付き合って
味見した事があります。

・・・卵と鶏肉が混ざった味というか、何と言うか。^~^;
確かに味は悪くないけど、わざわざこんな状態のものを食べる事はなかろう!(゚Д゚)と、再認識。
やっぱり私は卵と鶏肉、別々に食べるわ。^~^;


こんな風にして、中国では卵はいくら食べても身体にいい
と思われている節があります。

コレステロールだ何だ、なんて言い出すのは
まだまだ先のようです。^~^;



さて、話を戻します。

日に日に食が細くなる息子。
そんな彼が狂喜乱舞した食事がコレ。

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海苔ご飯です。orz


※海苔は、中国の比較的大きなスーパーで売られています。
以前帰郷した時、私が海苔を買って子供達に食べさせていたので
今回はお義父さんが買っておいてくれました。※

大口開けて食べている様子を見て、分かると思いますが
もうそりゃ~大喜びでした。^^;


勿論娘も
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食べておりましたが。小さい口で。^^; 




彼女にとっては
どうやら食卓の上での国境は全くないようです。

今回も、そりゃ~よく食べる事!食べる事!!^~^;
お義母さんが、それはそれは喜んでおりました。^^;

ただね
好きなモノはお義母さんが“たくさん食べなさい!”と、ドンドンあげちゃうから
他のもの食べなくなっちゃうのね。これが困った~^^;


なんでも満遍なく、好き嫌いなく食べさせたい母心・・・

たった3週間の事とは言え
やはり今まで積み重ねて来た食習慣を崩すのは
母親としては気持ちの良いものではありませんでした。^~^;

お義母さんもお義父さんも夫も
私の作り上げた食習慣を“良い習慣”として認めてくれているものの
結局はこういった結果になってしまう。^~^;

その土地に根付いた食習慣は、よくないと分かっていてもなかなかすぐには直せないものですね。



そんな風にして、なんとかかんとか過ごした3週間。
毎回思う事だけど、やはり食習慣は難しい・・・^~^;



帰国して私の母が息子を見た第一声は
まあ~痩せたわね~!(゚Д゚)・・・でした。^^;
目に見えるほど、痩せちゃったんだね・・・(´Д⊂グスン

娘は逆にあごの辺りに肉つけて、帰って来ましたが・・・orz
これでプラマイゼロ?^~^;


そうそう、息子ですが。
帰国して数日で、以前の食欲に戻りました。^^
母もホッと一安心。^^;


今でもなにかにつけては
“中国の食事は美味しくないんだよね~”と言っております。^m^;;



・・・


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まだまだ続くよ♪




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by smiley-pig | 2008-03-10 13:41 | たのしい
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